この誰もいない浜辺は歩いていくことができません。今回は水中を撮影しながら、シュノーケルで到達しました。
クリアな水が魅力のビーチです。泳いで行く甲斐があります。
小学校一年生からこの浜辺の観察を行っています。今回は水中撮影を行いました。
コロナのため一日だけでしたが、6年間の大槌の生き物の研究をやり遂げることができました。
震災後6年後から12年後の今年まで、一年のうちの数日だけ、この海の様子の推移を調べてきました。
2018年、2年生の時に初めてスノーケリングでみたときは、白い砂の海底でした。
2019年は、初めて海底を撮影調査しました。昨年に比べて、多くの生き物を見ることができました。
多くの小魚が泳いでいるのを見ることができました。アメフラシを初めて確認しました。
2020年は、より海底を撮影するためアクションカメラを導入しました。
昨年より大きな魚を確認できました。海藻が増えて、種類が変わってきました。
2021年は、悪天候のため海底観察ができませんでした。そのため釣りによる海の調査を行いました。
鯛が釣れました。大槌で鯛が釣れると聞いたこともなかったのでびっくりしました。
今年2022年の海底の様子は、アイナメなど大きい魚が増えました。
海底には、貝類が増えて、生き物がたくさん戻ってきたと感じました。初めてアメフラシの卵を発見しました。
ほとんどの砂浜からビーチグラスがなくなりました。
きれいに磨かれたビーチグラス残っているのは、いまではこの歩いて行けないビーチだけです。
夜はカブトムシハンターに出かけましたが、カブトムシはいませんでした。
12日には大型のオスクワガタがいたのに、その他にカブトムシ、クワガタを見かけません。
それに通常はオスの時期は早いですが、メスも全く見つけることができないのが気になります。
今年はいつもと違う年なのかもしれません。